パン屋水円 bakery SUIEN

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とうとう棟梁が仕事を終えた。
冷たいビールは今度の楽しみ。
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by suien-moon | 2010-06-30 22:05

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インドの旅の景色で、
コルカタからの3等寝台車に乗り、南インドのチェンナイへ向かっていたときのこと。

その電車には2日半乗りっぱなしで、まわりはインド人ばかりの車両で。

ネパールに近いダージリンから南におりてきていたので、

気候もわかりやすいくらい、冬の温度から初夏くらいの温度にかわり。

景色も、山の景色から橙色やきいろ一色のマリーゴールド畑や水田の景色にうつりかわり。

文字も、ヒンディー語からタミル語にかわり。

やっともうすぐチェンナイにつくので、車内がざわざわしだしたときだった。

となりの寝台席には若いインドの少年たちが何人かで乗ってて、途中でちょっと話したときに、出稼ぎで大工をしに行ってて、何ヵ月ぶりかに家に帰るらしかった。

そのうちのひとりの少年が、敷いてた布をきれいにたたんで鞄にいれようとしたとき、

その布があまりにもすてきで声をかけてしまった。

その布はおおざっぱだけどていねいに縫われたラリーキルトで、
よくよく聞くとおばあちゃんが縫ってくれたものということ。
着なくなったサリーや端切れをあわして刺し子でつくられた布だった。

日本で売られてるラリーキルトはみたことがあったけど、
生活で使われてるラリーキルトをはじめてみた。

何ヵ月か出稼ぎしてた少年の鞄には大工道具のこてとその布と、少しの着るものだけきれいにたいせつそうに入ってた。

「すてきな布だね!」

って話すと、少年は照れくさそうだけど、嬉しそうに少し笑っていた。

すごくいい景色だった。


その少年が持ってるたいせつなラリーキルトにはかなわないけど。

ずっと想っていたラリーキルトがうちに来た。

この布にはどんな物語があったのかとか、この布のこれからを想像すると、ちょっとだけわくわくする。
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by suien-moon | 2010-06-27 22:52

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今日はハーリーだったので
もうそろそろ梅雨明けなのだろうか。

すいえんは、今月になって。
やっと、やっと。かたちがみえてきた。


最近よく「いつごろできるの?」って聞かれることが多くなってきた。

「真夏オープン?」とも。「もしかして秋ぐち?」とも。


いつ、とはもう断言できないのだけど(言うと嘘になるので)。
7月中には開店したいと思っている。

こないだ大宜味でお米とか野菜を作っている友達に、

「お米ができるのとおなじくらいだねー」
(すいえんの工事に半年くらいかかっているから)
と言われた。

ゆっくりだけど、根をはるように。

わたしたちにとってこの時間は自然と同じような時間のながれでとても大切な期間だな。


今日は棟梁が出入口の大きな古い戸4枚をつけてくれた。

相方は自分の作業台をつくりはじめて。

今月から順さんにも助けてもらいながら。


近所のときおばあが、「よんなーよんなーはやくねー」って言ってくれて。


できあがるまで、あとすこし。


読谷村の座喜味城のふもとで
もうすぐ開店します。

どうぞよろしく。
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by suien-moon | 2010-06-15 22:51

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天気がいい日曜日の朝に
相方が鳥を絞めた。

3月以来、久しぶりに。


「そろそろやるよ」

とは聞いていたけど。

結構突然にその日がきた。


ウコッケイのオスは4羽いて、
そのうち3羽は独身貴族で放し飼い。

しろ、いぼちゃん、はくの3羽。

はじめはしろがボスだったけど
今のボス争いはいぼちゃんかはくか、という状態だった。

「はく」はひよこの頃からまっしろで、目立つからか一番に名前がついた。
ひとりだけほんとにまっしろでおおきかった。


はくが居なくなるなんて。考えられないよ。はくは一番ひとなつっこくて。朝ははくに起こされて、おなかがすいたら玄関の前にたって鳴いてた。

頭の中がたくさんのはくの景色でいっぱいになる。

ふわふわのおしり。太もも。

3羽は仲良しでいつもいろんなところで散歩してた。


相方の意思は強かったので、尊重することに決めた。


けど、とってもつらい。もうあと数時間後には居なくなってるのが想像できない。


はくを抱きしめて泣いてしまう。
ありがとう、を心のなかでいっぱい伝える。

いぼちゃんとしろはなんかいつもと違う空気をいちばんに感じていて、

小屋にのこされたはくのことをわたしが外からみていると、
しろがおもいっきりわたしに向かって体当たりしてきた。
何回も。

「やめて!」
って訴えてるようだった。

2羽とも小屋のそばからはなれなくて。
みんなはくのことが大好きなんだな、と感じた。


そういえば、
いつもは2本あるとまり木に、1羽と2羽にわかれて寝るのに。
その日のまえの夜は狭い1本のとまり木にぎゅうぎゅう3羽いっしょになってとまって寝てたな。

はじめてみた景色だった。

もしかしたらはくは今日のことわかっていたのかもな。


絞める瞬間。

ちょっと離れたみえないところでやるのに、

とりたちはしん、とする。


みんなも感じている。


そのあとのこされたオス2羽はずっと同じ場所から動かなくて。

なんだか元気がなかった。



命をいただくということ。



ほんとうにとてもありがたいこと。


相方も「お肉を食べるの1年に1回とかでいい、っていう気持ちがわかる」ってつぶやいた。

大事に育てたとりを絞めるのも、
ものすごいエネルギーをつかうだろうな。


いただいたお肉は、ロギの誕生日会にもっていって、みんなでいただいた。


特別な日に、たいせつな時間。
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by suien-moon | 2010-06-15 22:33

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日曜日、東村からのりこさんとコウスケくんがバンキーを持って手伝いに来てくれた。

バンキー療法は、背中とかにカップをつけて機械で真空にしてそこから疲れなどをとる療法。
相方の疲れがたまっていたから、
背中はみるみるうちにあざのような丸でいっぱいに。

その丸から二酸化炭素がでてくるそう。

それから、
相方は3日間寝込んでしまった。

今まで6ヶ月もなげださず、「疲れた!」とも言わず。

毎日作業していたからか、
はりつめた糸がきれたように。
相方の電池がきれてしまった。

どうしたらいいのかわからないくらいだったので。

職場だった宗像堂の誰かと会ったりしたら元気にならないかな、、、とか考えてた時に、

嘉数からまこっちゃんとあさちゃんが手伝いに来てくれた。

宗像堂の差し入れと一緒に。


その時は気づかなかったけれど、
次の朝に宗像堂のパンを食べた時に、

やっぱりおいしくて。
身体が喜んでいるのがわかって。

このパンのいい匂い。
相方が働いてるときは家に帰ってきたらいつも薪の匂いとこのパンの匂いがしていたなー、なんてことを思い出したり。

やっとその時「宗像堂から来てくれた誰かってパンだ」と思った。


相方が働きはじめた頃、
毎日の作業をみて言っていた言葉で印象的な言葉がある。

「宗像堂は竜宮城みたいなんだよ。亀のかたちをした石窯からパンがぽんぽん産まれてるみたい。」

って話してた。

食べるとほんとにそう思う。
パンが生きてるみたいだな、と。


誰かが薪を集めて、誰かが生地をこねて、成型して、酵母が元気に発酵させて。
薪の窯で焼かれる。

いろんな人が関わって手間をかけてできたパン。

相方と2人で背すじがきゅっーと伸びる思いで食べた。

いただいたオオヤコーヒーもおいしくて。

またまたきゅっーと背骨が伸びた。
伸びると同時においしくて身体がほっ、とした。

なんかそれにまっすぐなものって伝わってくる。

ありがたいなー

相方はゆっくりだけど元気が戻ってきた。


お店ができるまであともうひとふんばり。


私たちも、まっすぐな気持ちを大切に。
やっていきたいと思う。
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by suien-moon | 2010-06-12 00:01

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今日は朝から梅祭り。

毎年大宜味のにーぬふぁ農場へとりにいく梅も、今年は裏作で行けなかった。

残念だなーと思ってたら

おとつい宮崎の友達から畑でとれた梅が5キロ送られてきた。

自分で買ってた梅とあわせて、たくさんの梅を
シロップやら梅酒に。

楽しみだなあー
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by suien-moon | 2010-06-02 11:19

職人

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順さんの背中。
みとれるくらい、かっこいい。
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by suien-moon | 2010-06-01 12:02

左官工

壁は土と漆喰とコンクリートをまぜたもの。
みんな真剣なまなざし。
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by suien-moon | 2010-06-01 11:55
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日々の繕い


by suien-moon
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